ヨコハマ恐竜展2026 〜恐竜の食卓大図鑑〜

すみません。聞いてませんでした。ケラトプスユウタです。

9月6日は東京芸術大学の学園祭の『串刺し』さんの『骨べこ』シリーズの『トリケラべこ』を手に入れる為に東京都の上野という所までまかり出たのですが、大人気につき抽選には落ち、14時からの通常販売でもジャンケンに敗北したため目的は果たせず、神奈川県まだ足を伸ばしパシフィコ横浜『ヨコハマ恐竜展2026 〜恐竜の食卓大図鑑〜』に侵入することにしました。

時間も皆さんにとっては有限ですから早速いきましょう。

なお全6ページです。

フクイラプトル Fukuiraptor
フクイサウルス Fukuisaurus

恐竜のどこを見れば食性が推定できるのかという説明が簡単になされていました。大きさ的にちょうど良いキャスティングですね。

ところでこの2体は福島県主催の恐竜展では必ず展示しなければならないという制約があるのでしょうか。

アクロカントサウルス Acrocanthosaurus

福井所蔵の巡業組恐竜では目玉になりがちなフラン FRAN 。

普段は狭い空間に詰め込まれているフランですが、ここではかなりゆとりを持って展示されていたのが印象的です。

ドロマエオサウルス Dromaeosaurus

ごく最近、アルバートサウルス Albertosaurus の下顎に、ドロマエオサウルス類 Dromaeosaurudae が残したと考えられる歯の痕跡が報告され、アルバートサウルスの死骸を利用していた可能性を示唆する研究も発表されましたね(Doyon et al., 2026)。

それにしてもいつも手首がまっすぐで(以下略)。

カルノタウルス Carnotaurus

角状突起が頭頂部にあって、顔が短くて、歯も短くて、腕も短くて、脚が長くて、背が平ら。「何がしたいんだこの命は?」といつも思います。

コモドオオトカゲ Varanus komodoensis

現生動物との比較があるのは良いですね。

これ見て「ワニみたいな恐竜もいたんだ」「コモドドラゴンの祖先」と言っている人たちがいました。キャプションが読まれないと、こういう誤解は本当に起こりえます。

アウストロラプトル Austroraptor

太くてゴツいユタラプトル Utahraptor も異端ですが、長くて華奢なアウストロラプトルもまた異端ですよね。

スピノサウルス Spinosaurus の歯の拡大模型

こういう展示は他ではあまりないですね。食性をテーマにしたこの展示会のために造られたのかもしれません。違ったらすみません。

スピノサウルス頭部のアニマトロニクス

普段は風船の体がついてるやつですよね。

イリエワニ Crocodylus porosus
ゴルゴサウルス Gorgosaurus
タルボサウルス Tarbosaurus
コンコラプトル Conchoraptor

抱卵姿勢で卵まで付属しているのですが、食性にフォーカスされた展示だからか、二次資料では卵にはまったく触れられていませんでした。

ケヅメリクガメ Centrochelys sulcata

クチバシがあって歯がない現生爬虫類であるカメ Testudines を代表して。

デイノケイルス Deinocheirus(下) とプテラノドンPteranodon

歯(がないこと)に注目した展示でなければありえないようなこの取り合わせ。

デイノケイルスは2025年の福島県立博物館の特展『獣脚類2025』のために造られたものですね。

次ページに続きます。

参考文献: Doyon, J.A., Brown, C.M., Therrien, F. and Currie, P.J. (2026) ‘Evidence for dromaeosaurid scavenging on Albertosaurus (Dinosauria: Tyrannosauridae)’, Journal of Paleontology, pp. 1–21. DOI: 10.1017/jpa.2026.10269.

コメントを残す