ヨコハマ恐竜展2026 〜恐竜の食卓大図鑑〜

これがエピローグないしそれに準ずるもの。

最終章の後、「恐竜縁日」なるワークショップや出張セールス、出張マーケティングがそれなりの面積を締めていてちょっとした商店街のようでした。僕が行った時はその区画が一番混雑していました。物販は2年前の『巨大恐竜展』より小規模でした。

子どもが跨るための鞍を背負ったトリケラトプス。

上眼窩角は先端が丸くなったカバーを付けられていますが鼻角は剥き出しです。あと安全のためには口も封じた方が良いと僕は思います。

これもココロ製で惜しいところもないこともないですが、さすがのクオリティです。

***

さて!おととしの『巨大恐竜展』は、パタゴティタンをはじめとする古生物の「大きさ」を軸に構成されていましたが、今回もまた、掲げられたテーマが展示全体を通して一貫していた点が◎でした。魅力の強い標本が並ぶ恐竜展では、一点一点に目を奪われ、展覧会全体の意図を見失いがちです。そのなかで、個々の展示を楽しませながらも、最後まで一本の筋を保っていたことは良かったです。

ヨコハマ恐竜展は例年、中年恐竜オタクにとってはすでに見知った標本が中心となる傾向があり、今回も基本的には同様でした。しかし、どれほど馴染みのある標本でも、本当に「見尽くした」と言い切ることはできません。久しぶりに標本たちと再会し、新たなキャプションを手がかりに、以前とは別の角度から魅力を探っていく。もちろん目新しい展示もありますが、こうした再発見こそが、ヨコハマ恐竜展の醍醐味なのだと思います。

福井県立恐竜博物館が関わる関東の恐竜展では、終盤に環境保護の視点を置き、「恐竜研究を通して未来の地球を考える」という方向へ話を結ぶことがあります。大切な問題提起である一方、展覧会の本題との接続が弱い場合には、やや唐突に感じることもありました。しかし今回は、鳥類を恐竜類の一群として扱うことで、恐竜の歴史は遠い過去に終了したものではなく、鳥類を通して現在まで続いており、絶滅や気候変動もまた過去の問題ではありません。その流れを踏まえて提示されたエピローグには重みが感じられました。

確かクイーンズスウエア内の『鶏三和 尾張』の親子丼定食(商品名は不確か)。恐竜類の食卓事情を学んだ直後に恐竜類を食卓に並べる。これぞ人情。おいしかったです。

それじゃ👋

コメントを残す