飼育・栽培する覚悟と責任のない人に生き物を渡すのは良くないと思います。ケラトプスユウタです。
ニューメキシコ自然史科学博物館のレポートを再開します。
前回は三畳紀の恐竜で終わりましたが今回もまだ三畳紀です。2億2000万年前の水辺。
植物食単弓類プラケリアス Placerias とそれに襲いかかるフィトサウルス類(ワニに似た爬虫類) レドンダサウルス Redondasaurus 。
プラケリアスは紹介した事ありましたっけ。ディキノドン類で唯一、歯ではなく上顎骨由来の「キバ」をもつという変態。
(というかそういう特徴をもつディキノドン類をプラケリアスと呼んでいるのか?)
きみはいつぞやの福井県立恐竜博物館の特別展にも来てたよね。
二度くびれる上顎がかっこいいですね。頭部の上面にある眼窩とそのすぐ前にある鼻孔はもろに半水棲動物的。
水を差して悪いんですが、巨体に対してこの足であるわけなので、プラケリアスのような陸生動物を襲うのは少なくとも日常だったようには思えません。
鎧を纏ったアエトサウリア Aetosauria の装甲板の金属製キャストシリーズ。上からティポトラクス Typothorax、リオアリバスクス Rioarribasuchus、デスマトスクス Desmatosuchus 。
恐竜のノドサウルス類 Nodosaur は彼らのパクリだと思ってます🤓
関節した(部分の多い)ティポトラクスの全身骨格。両側が拝める展示。
フィトサウルス類 アンギストリヌス Angistorhinus
フィトサウルス類 マカエロプロソプス Machaeroprosopus (キャプションではプセウドパラトゥス Pseudopalatus) 頭骨
異様にこのマカエロプロソプスの頭骨展示が充実していました。
以下ずっと下までこのフィトサウルス類です。
なんと性的二形が示唆されています。オスとメスで形が違うって事ですけども。
明らかにゴツいのと細いの二通りあるのはわかりますが、どっちがオスでどっちがメスかはわからないです。
レドンダサウルス頭骨。眼窩とか側頭窓とか鼻孔とかいろいろ違いますね。マカエロプロソプスと。
今日はここまで。
また次回お会いしましょう。
それじゃ👋