体験! 発見! 恐竜研究所 #3 三世代のティラノサウルス

記事冒頭の挨拶(この部分)を見た事ある記事かどうかの判断に使っている方々が複数人いらっしゃる事を知る者、ケラトプスユウタです。

シリーズの続きなので前置きは抜きにして早速始めましょう!

目玉展示であるティラノサウルス・レックス Tyrannosaurus rex の3点セット。

幼体、亜成体、成体の成長段階別ですね。

亜成体は千葉県博の特別展の時にもいたジェーンで別属(ナノティランヌス Nanotyrannus)説がある個体です。

個人的に見た目の印象が、亜成体より幼体の方がゴツいと思います。

成体はパーフェクトスタン。

やっぱりこういう写真を撮りたがるケラトプスユウタ。

幼体はアーティファクト感がすごいですが、成体をそのまま小さくしたような形ではなかったのは確かでしょうね。

トリケラトプス Triceratops も幼体、亜成体、成体が知られているから是非3点セットやればいいと思います!(パレオサイエンスさんに言ったら「簡単に言うな」と軽く怒られました🤓)

タッチ要員のティラノサウルス上顎骨。

なかなか見ないレベルでもっさりした(脊椎が全体的に失敗している) アルケオルニトミムス Archaeornithomimus のマウント

割と鳥に近い恐竜たち。

たいていレリーフ状の化石が展示されているカウディプテリクス Caudipteryx のマウント(手前)、アヴィミムス Avimimus のマウント(奥)

バンビラプトル Banbiraptor の生体復元模型。同じようなのがかはくにもありますね。

バンビラプトル 復元骨格。

美しいコンプソグナトゥス Compsognathus

化石鳥類 パラエロドゥス Palaelodus sp.

実物を含んだマウント。

フランス産のフラミンゴ目 Phoenicopteriformes パラエロドゥス科 Palaeodidae (フラミンゴ科の姉妹群)だそうです。

フンボルトペンギン属 Spheniscus の化石レプリカ

少なくとも新生代 中新世には現在のペンギンの姿になっていたようですね。

有名な恐鳥の一つ、フォルスラコス Phoeusrhacos の頭骨

クチバシは鉤状ですが、タカ類 Accipitriformes などの現生猛禽類ではなくツル類 Gruidae に近い動物だそうです。

(鉤状のクチバシは環境収斂なのでしょうか?)

そして現生恐竜である現生鳥類の剥製が結構充実。

タクサ別の恐竜の紹介はここまで。次は恐竜以外の中生代の爬虫類。

翼竜 Pterosaur プテラノドン・ロンギケプス Preranodon longiceps

薄べったい正面だけでなく下からのも撮ってますとも。

魚竜 Ichthyosaur ステノプテリギウス Stenopterygius

質感からしてレプリカ感が強いですが、珍しい首長竜 Plesiosaur タラッシオドラコン Tarassiodracon

首が短く頭が大きい首長竜、プリオサウルス Pliosaurus の頭。

モササウルス類 Mosasauridae プリオプラテカルプス Plioplatecarpus コモドオオトカゲ Varanus komodoensis の頭骨の比較自分より下にいる動物を見たいであろうモササウルス類の方が眼が陸棲のオオトカゲよりも低い位置(横)についているのは理にかなってると思いますね。

まだ続きます!

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