今日卒業式だったみなさん、おめでとうございます。ケラトプスユウタです。
今回は2017年秋に御船町恐竜博物館で開催されていた特別展「Dinosaur dynasties」(タイトルは定かではないですが、図録にはそう書いてあります)の展示物を紹介します。
この特別展は(またしても)ロッキー博物館(MOR)の協力のもと開催されたものでした。そして恐竜の進化をテーマにしていました。
↑これは展示パネルの一つを写した物。
僕はよく知らなかったし今もぼんやりとしか理解してないですんが、生物の進化には複数の様式があるそうで、ここでは漸次進化 anagenesis と分岐進化 cladogenesis が紹介されていました。
漸次進化は、一つの種が時間をかけて別の種に変わること。
分岐進化は、一つの種が複数の種に分かれることだそうです。
(ちなみにポケモンがやってるアレは厳密には進化ではなく変態なので、イーブイは分岐進化とかいう例えはできないぞ!)(ポケモンわからない方はスルーして頂けますと幸いです)
さらに当時発表されたばかりだったオルニトスケリダ(鳥肢類) Ornithoscelida (鳥盤類と獣脚類からなるタクサ。竜盤類(竜脚形類とヘレラサウルス類からなるタクサ)の姉妹群) の事を説明したパネルもありましたが、展示物と直接関係なかったような…。
オルニトスケリダについてはそのうち説明する時が来るかもしれませんけど、今はしないので悪しからず。
前置きが長くなりましたがここから骨です。
オヘア・クオリーというところで発掘された標本で、御船町恐竜博物館でクリーニングされたものだそうです。ディプロドクス Diplodocus とアパトサウルス Apatosaurus が混ざってるらしいですけどどれがどれのだか・・・。
アパトサウルスのものとされる脊椎骨。近縁属のブロントサウルスと区別されるパーツだからブロントサウルスではなさそうですが、ロッキー博物館(ホーナー博士)がブロント=アパト派だったら区別しないですか?(きくな)
ワイオミング産の竜脚類の大腿骨。そう大きくはないです。
最も有名なアロサウルス・フラギリス Allosaurus fragilis の一つビッグアル Big Al MOR 693 の頭をモデルにした模型。
キャプションに「ジュラ紀のライオン」の異名で知られるって書いてあったけど初耳でした。群れで狩りをする大型プレデターってことならピッタリかも。
次の展示物出すと白亜紀になってしまうので、写真は少ないですがきりのよいところで今日は終わりにします。
明日は漸次進化か…なんかの話ができるはずです。
また明日( ^_^)/~~~ ←オバさんっぽい顔文字