言っときますけどね、カブトムシにおいてツノがあるのはオスだけですよ? ケラトプスユウタです。
いわき市石炭・化石館(ほるる)の展示物紹介4回目!
今日最初に紹介するのはこちらのお方💁♂️
トリケラトプス・ホリドゥス Triceratops horridus
ドイル(アメリカ自然史博物館のコンポジットスケルトン)(を勝手にそう呼んでいる)
当ブログで何度も登場していますね。
前肢は前後に開いた天地陰陽の構え。ですが、首は持ち上げ気味(通常姿勢だと口先は斜め下を向くはず)という珍しいポーズ。肘は外に向けた旧復元。
トリケラトプスとしては世界で最も多くのキャストが出回っている標本ですが、日本では他に北九州市立自然史博物館(いのちのたび博物館)に展示されています。
キャプションではトリケラトプスは一種だけが有効と説明されています(要するにプロルスス T. prorsus も他の多くの種と同じくホリドゥスのシノニムという見解)が、現状あまり支持されていることではないですね。
ホリドゥスからプロルススが発生した可能性が高いので、分岐分類的にはプロルススがホリドゥスに内包されるのかもしれませんが…(属種単位でその考え方を適用したら極論すべての地球生物が共通祖先の一属一種に内包される道理)。
ドイルの視界に捕らえられるポジションに立っているのはアルバートサウルス亜科 Albertosaurinae (キャプションではアルバートサウルス Albertosaurus 、おそらく厳密にはゴルゴサウルス Gorgosaurus)
ゴルゴサウルスにしろアルバートサウルスにしろ、日本で展示されている所はかなり珍しいです。
隣にはティラノサウルス Tyrannosaurus の頭骨と足も。
キャプションの途中からテープで消されてるのが気になる。
パラサウロロフス・ワルケリ Parasaurolophus walkeri
有名な恐竜ですが、僕が知る限りマウントが展示されているのはここだけ(ウォールマウントは北大と甑島にも存在します)。
ランベオサウルス Lambeosaurus の子供だそうです。
こういうの見るとプロケネオサウルスを彷彿としてしまいます。特徴的なクレストがまだよく発達していないのによくヒパクロサウルス Hypacrosaurus と迷わずにランベオサウルスと断定できるもんですね(皮肉ではないです)。
ホール中央で存在を誇示しているのは中国の代表的な竜脚類 Sauropod マメンキサウルス Mamenchisaurus
横からの撮影が難しいのは竜脚類の常。
この恐竜も常設しているところはあまりないです。この個体は全長は20m台で最大級の一角を成すには至らないですが、体長の半分以上が首ってんだから驚きですよ。
いわきとの縁は薄いですが、著名なドイルに図鑑でおなじみだけど見かける事は稀な恐竜を加えたラインナップでこれらを目当てに訪れると恐竜ファンがいるのも納得です。
まだ続きます!
