AMMH #2 パタゴティタン

ワイルドアニマルズに餌付けするな。ケラトプスユウタです。

今日はアメリカ自然史博物館(AMNH)レポートの2回目です。

4階にAMNHの紹介動画が垂れ流されているオリエンテーションセンターがあります。そこに、2016年から新登場したのがこちらの枠から頭がはみ出す長大さを誇る竜脚類 Sauropod!

設置当時に未命名だったパタゴニア産ティタノサウルス類 Titanosaur で、2017年に命名され、今日はパタゴティタン・マヨルム Patagotitan mayorum と呼ばれています。

史上最大級の陸生動物の一つに数えられています。

嘘か本当か想定よりも長かった為にお部屋に入り切らなかったのだと伺いましたが、これがなかなかキャッチーで人気の展示です。

当初は数年間の期間限定展示と言われていましたが、常設展示として紹介されています。

当然ワンショットで収まりきらないので4枚の写真をコンポジットしました(頸椎と尾椎が現物に対して増減している可能性があるのでご注意ください)(どのみちパタゴティタンの頸椎と尾椎の正確な個数は不明ですけど)。

このマウントは37mで復元されていますが、(水を差してすみませんが)この推定全長は下方修正される可能性があります。小さければ30mを下回るかも(大型竜脚類あるある)。

パタゴティタンは6個体分がまとめて発見されました(死んだタイミングは全頭が同じタイミングではないらしい)。

これはより小さいパタゴティタンのばらけた頭骨と頸椎。頭骨要素発見されてたのは知りませんでした。

ホロタイプの骨盤と大腿骨。

骨盤に独自の特徴があるらしいですが、それを理解するのはなかなか難解です。

マウントではその骨盤の形が全然違うっぽいんですけどなぜでしょう?

とりあえず、白亜紀のアルゼンチンの巨大竜脚類のリストに新たに加わったパタゴティタンをよろしくお願いします🤲

今日はここまでです。それじゃ👋


参考文献:

Borenstein, Seth. Patagotitan mayorum: New study describes the biggest dinosaur ever. Phys.org.