不老不死の人間が生物学上の確率では5人いる(いない)。ケラトプスユウタです。
昨日はロサンゼルスからサンディエゴに移動しましたね。
ロサンゼルス空港からユニオン駅まで片道9ドルかそこらのバスで移動。
ユニオン駅で1週間の定期券👆を買ったは良いんですが、これロサンゼルス市内の電車でしか使えないらしくサンディエゴの移動には不要というね。たしか25ドル。
まあロサンゼルスで使うからいいですよ。
必要だったのはこのアムトラック Amtrak なるそこそこの距離を移動する電車およびバスのチケット。35.65ドルと書いてありますね。
二階建ての電車でアーバイン Irvine (ユタ州の同名の地名とは無関係)まで移動し、アーバインからサンディエゴのサンタフェ駅まではバスです。
SUNDIEGO というダジャレが書いてあるバス。
路面電車を撮り鉄。これには乗ってません。
サンタフェ駅。
ここからバルボア公園まで徒歩で移動。40分くらいです。
バルボア公園 Balbore park
美術館や博物館、レクリエーション施設などがたくさんあります。サンディエゴ自然史博物館 San Diego Natural History Museum もこの公園内にあります。
これがそれです。
入館料は10ドル弱。
出入り口の上にアカボウクジラの骨格。
フーコーの振り子の向こうに恐竜の展示があります。
生体復元模型の裏側に骨格があるタイプ。これはゴルゴサウルス・リブラトゥス Gorgosaurus libratus (キャプションではアルバートサウルス Albertosaurus)
ランベオサウルス・ランベイ Lambeosaurus lambei
いずれもカナダのダイナソーパークの動物。
サンディエゴ郡カールズバッド Carlsbad の白亜紀後期カンパニアン紀(約7500万年前)の海成層、ポイントロマ層 Point Loma Formation 産のハドロサウルス類 Hadrosaur 大腿骨。
なんか得体の知れない突起があって未知の転子かと思ったらカキの化石でした。
同じくポイントロマ層産の曲竜類 Ankylosaur
腰周りと後肢、遊離歯、皮骨など。これもところどこにサメの歯や軟体動物の殻がひっついています。アレトペルタ Aletopelta と命名されていて、ひとまず基盤的アンキロサウルス類 Ankylosauridae とされていますが、ノドサウルス類 Nodosauridae の可能性もなくはないとのこと。
博物館の人はアメリカ版ボレアロペルタなんて言ってますけども🤓(まあ海成層産ヨロイ竜という意味では言い得て妙か)
恐竜目当てならこのアレトペルタが最重要展示と言えるでしょう。
この辺りではケラトプス類 Ceratopsid は見つからないもんですかね?
アレトペルタは撮りまくったので画像を見たい方はお申し付けください。
ポイントロマ層産の様々なアンモナイト。
トリケラトプス Triceratops 亜成体の上眼窩角。タッチ要員の実骨。当館唯一の角竜です。
産地の記載はないですが、カリフォルニア産ではないことはわかっています。
恐竜ホールとは別の場所、一階のエントランスにアロサウルス Allosaurus
テナガザル
組立骨格のくせに手首が回内できるというインタラクティブな展示。
コククジラの頭骨。
マッコウクジラの下顎の骨。
コククジラに近縁な化石種(実骨を含むコンポジット)やタイセイヨウセミクジラの実骨など。
ザトウクジラの胎児。
サンディエゴ郡産、化石セイウチ(ヴァレニクトゥス Valenictus)
アザラシに似た化石動物(アロデスムス Allodesmus) 頭骨。
とまあ海棲哺乳類に強いわけですが、太平洋に面したカリフォルニアらしいんですかね。
たぶんホラアナライオン Panthera spelaea
の模型。インディアナ州産 マストドン Mammut americanum
ロサンゼルス郡産 パラミロドン Paramylodon
ロサンゼルス自然史博物館のと同じキャストでしょうか?
ロサンゼルス郡産 スミロドン・ファタリス Smilodon fatalis
これは良いですね!
ヒト、鯨類、ウマ、鳥、齧歯類の頭骨要素が比較できる展示。
サイチョウなど鳥類の頭骨。この通路にはさまざまな脊椎動物の頭骨が充実しています。
4羽のペリカンの剥製。
でっかいヒスイ。鉱物はなぜか各階(1〜4階)に少しずつ散在しています。
メガロドン Carcharocles megalodon の模型。スミソニアンのより大人しそう。
今日はここまで。
建物は国立科学博物館(かはく)より大きく見えますが、かはくに慣れている人が満足するのは難しいでしょう、と言ったところ。かなりカリフォルニア州を中心とした展示です。
今日もありがとうございます。
それじゃ👋