「カロリーが高い」って日本語としておかしくないですか? ケラトプスユウタです。
中生代は前回で終わりまして、今日紹介する写真は新生代の展示物のものです。さっそく見ていきましょう。
でっかいオオナマケモノ Megatheriid
たぶんメガテリウム Megatherium
ガストルニス Gastornis (キャプションではディアトリマ Diatryma)
足元のレリーフ状のブツはプロパレオテリウム Propaleotherium という始新世 Eocene のウマ。
パトリオフェリス Patriofelis なる肉歯類 Creodont
直訳すると「愛国者のネコ」となりそうですが…実際どっちでもないでしょう。
メガケロプス Megacerops
何度か紹介してますかね。現在の哺乳類で二股の鼻角や、骨質の鼻角をもつものはまったく知られていないので、そういう意味でユニークで角という構造を知る上でとても興味深い存在だと思います。
メガカリス Megacharis
漸新世 Oligocene のイノシシの仲間らしい。
剣歯虎 ホプロフォネウス Hoplophoneus がウマ類 メソヒップス Mesohippus を襲っているダイナミックな展示。
たぶんヒアエノドン Hyaenodon
鼻筋がくぼんでて目の上がでっぱってる肉歯類。(名前わかるかた教えてください)
追記: 間久部 緑郎さんによると、サイ上科・ヒラコドンのなかま Hyracodontidae ではないかとのこと。
さまざまな剣歯類の頭骨コレクション
サイ上科 Rhinocerotoidea ??
これもわかる方、教えてください。
追記: 間久部 緑郎さんによるとサイ上科のトリゴニアス Trigonias
シャベル怪獣 プラティベロドン Platyberodon
この下顎は一度見たら忘れがたいインパクトありますよね。
ラクダっぽい生き物。
でっかいアルマジロ パノクトゥス Panocthus
これは裸ですが、本来は骨質のドーム状の装甲をまとっています。尾の先が棒のように強化されているように見えますが、鎧竜になりたかったのでしょうか。
川に落ちた肉に手を伸ばすスミロドン Smilodon
ドワーフエレファント(アジアゾウ属の一種) Elephas
カリフォルニア産とのことで、更新世 Pleistocene には北米にもアジアゾウ属がいたみたいですね。
尾の長い齧歯類(ネズミ目) Rodentia
ケサイの一種、コエロドンタ・アンティクイタティス Coelodonta antiquitatis
ダイアウルフ Canis dirus
古生物感ないですが、新生代の絶滅哺乳類としてはよく博物館等で目にします。
今日はここまで!
続きます!
謝辞
情報提供してくださった間久部緑郎さんにお礼を申し上げます。