北アメリカ古生物博物館 #12 青い海は誰のもの?

神経系の問題でウインクができない人物、ケラトプスユウタです。

前回までのあらすじ:リーハイの北アメリカ古生物博物館 North America Museum of Ancient Life の展示物を紹介してます。

はい。

今日紹介しますお部屋はこちらになります💁‍♂️

中生代の海の動物たち。カンザスのニオブララ層 Niobrara Formation で見つかった物がほとんど。

わざわざ海っぽく青いライトで照らしたり壁に海中の絵を描いたりするのは日本では見た覚えない展示法ですが、ロイヤル・ティレル古生物学博物館でも同じような事やられてました。

暗い分、標本の見易さが犠牲になっていますが…。

これはあれですか。モササウルス Mosasaurus ですか? ティロサウルス Tylosaurus ?(きくな)

追記: 間久部 緑郎さんによるとティロサウルス。

ちなみにティロサウルスとモササウルスは科のレベルで違います🤓

2019/7/23追記: 科じゃなくて亜科でした。ともにモササウルス科で、モササウルスがモササウルス亜科、ティロサウルスがティロサウルス亜科。TUTUさんよりご指摘いただきました。TUTUさんありがとうございました。

モササウルスの歯のある下顎骨断。

アンモライト

アンモナイトに囲まれたクリダステス Clidastes

トクソケリス Toxochelys なるカメ。

(いけね見切れてる)

巨大なウミガメ、アルケロン Archelon

ほぼ首しか収まってないですが、クビナガリュウ Plesiosaur (タラッソメドン Thalassomedon?)

追記:間久部さんいわくエラスモサウルス Elasmosaurus

シファクティヌス Xiphactinus

この魚類もよく紹介してますね。

白亜紀のノコギリエイ(たぶんオンコプリスティス Onchopristis)の吻端の“のこぎり”

よく見るとトゲの先に返しがついていてエゲツないです(現生のノコギリエイにはない)。

パキリゾドゥス Pachyrhizodus なる魚

今日はここまで!

続きはまた明日(^^)/

謝辞

情報提供してくださった間久部緑郎さんにお礼を申し上げます。