「一番ベスト」はウマから落馬して頭痛が痛いのと同じことになってる事をみんなに知ってほしい。ケラトプスユウタです。
さて!野外恐竜博物館は恐竜化石産地である北谷(福井県勝山市)にて2014年にオープンした福井県立恐竜博物館第二の分館とも言うべき施設です。
このクオリーの一部は日本の天然記念物に指定されています。
一般客がこの野外恐竜博物館へ行くには、恐竜博物館発の専用バスで行くツアー形式になります。一般料金は1200円です。高校・大学生は1000円、小・中学生は600円、それ未満は無料です。
あと軍手をもってきてないと100円で買わされます。かそこら先着順なので休日に行かれる方はお早めに。
バスは3台あってフクイラプトル号、フクイサウルス号、フクイティタン号という北谷で発見された恐竜の属名にちなんだ芸のないおぼえやすい名前が与えられています。それぞれの名付け元の恐竜の絵が車体側面に描かれています。
僕が乗ったのはフクイティタン号でした。
北谷に向かう途中の山道には世界でここにしかない道路標識があります👆
『恐竜出没注意!』
写真はフクイサウルス Fukuisaurus とフクイティタン Fukuititan だけですが、フクイラプトル Fukuiraptor とフクイヴェナトル Fukuivenator とコシサウルス Koshisaurus のもありました。
これが北谷の手取層。白亜紀前期。フクイの名がつく恐竜たちやコシサウルスは全てここで発掘されたもので、ワニ、カメ、トカゲ、鳥類なんかも見つかっています。
たしかこの前日(7月22日)から2018年の調査が始まってたんだっけね。
野外恐竜博物館は「展示場」「化石発掘体験広場」「観察広場」の区画にわかれています。
展示場では、解説員から発掘現場で発見された化石や調査の歴史の説明が聞けます。
展示してある化石はいずれも北谷産です。
フクイラプトルよりも大きいと思われる獣脚類の足跡化石。フクイラプトルはサイズ的に当時の頂点捕食者ではないと言われていましたが、それを裏付ける証拠。意義深いですね。
フクイティタンの椎骨。
観察広場では、恐竜化石を発掘している現場を間近に見学でき、解説員から天然記念物に指定された区域や地層の解説が聞けます。
化石発掘体験広場では、実際に発掘現場から重機で運ばれた石を叩く発掘体験ができ、見つけた化石について研究員から詳しい解説が聞けます。ちなみにこの時の研究員は地球化学の専門家、静谷あてなさんでした。
写真はよくわからないですけど二枚貝です。
手取層に興味がある方は行かれてみても良いでしょう。
詳しくは恐竜博物館公式サイトへどうぞ。
明日は特別展の記事です。お楽しみに!