ガラスから雪が生まれるような奇跡を見た。ケラトプスユウタです。
前回の投稿から日が空いてしまい申し訳ございません。今日はスミソニアン国立自然史博物館の最終回にしてしまおうというところです。早速見ていきましょう。
二階にいくつかある展示室を彷徨っていると、The Last American Dinosaurs (最後のアメリカの恐竜)というタイトルの展示室に行き着くことができるでしょう。
ここにはかつて化石ホールに展示されていた標本の一部が展示されているのです。恐竜ホールのリニューアルに先立って、2018年11月から公開されているもので、比較的新しい展示室です。はっきり言ってトリケラトプスの為に、もとい僕の為にあるような展示室です。いや、みんなのための展示室です。失礼しました。



USNM 4842 は前方仙椎の棘突起が高くなっている(たぶん病変か…なんかです)骨格図を見ますが、このマウントだとそう見えないのはギルモア先生が修正されたという解釈で良いのでしょうか?

文字通り食われてしまっているハッチャーよりも躍動感があって素敵です。(当たり前)


ちなみに一般的な爬虫類の脳は脳函いっぱいに収まっていなくて、さらに大型動物は哺乳類でも脳函いっぱいではないらしいので脳函の形状から脳の正確な大きさや形を見積もるのは難しいそうです。

ここからはトリケラトプスの復元の変遷。

これはこれで好きです。アガタウマス Agathaumas と呼びたくなるような姿ですね。


当館の展示物はまだまだこんなものではありませんが、あんまり恐竜や旅行とかけ離れた記事は控えるようにしているので、ここまでで僕のスミソニアン自然史博物館の紹介は終わりにします。短い間でしたがお世話になりました。
またここでお会いしましょう。次回は山本聖士さんの恐竜復元教室・角竜の成長編になる予定です。
それじゃ👋