「子供向け」と「子供騙し」は意味が全然違います。子供向けは、大人が伝えたい物事を子供にわかりやすいようにしたものです。子供騙しは子供騙しです。ケラトプスユウタです。
長く続いたオグデン ・ジョージ・エックルス恐竜公園の紹介も今日で千秋楽を迎えられることになりました。おかげさまでね、うんうんうん。じゃあ早速見て行きましょう。
スピノサウルス Spinosaurus に要注意。
一番新しい展示らしいです。
ちなみに種少名、“a”が一つ抜けています。
(aegypticus ではなく aegyptiacus)
これがそれ。セレノ先生の四本足復元です。
かっこいいですね。
まさかのダコタラプトル Dakotaraptor
最後期のドロマエオサウルス類の一つです。
アウストロラプトル Austroraptor
特徴とらえてないですね😢
アキロバトル Achillobator だそうですよ。
図鑑などでお馴染み、テノントサウルス Tenontosaurus に群がるデイノニクス Deinonychus の図。実際はこんなに体格差ないです(二度目)。
デイノニクスは昨日紹介したやつよりはだいぶ良い造型ですね。
ルティオドン Rutiodon (三畳紀のフィトサウリア Phytosauria(ワニっぽい生き物))とオルニトミムス Ornithomimus (白亜紀の恐竜) という他では見られない組み合わせ。
躍動的で良いです。
ブラキオサウルス Brachiosaurus
眼窩の解釈を誤っているので顔がキモすぎる🤓
子供も同様。
もつれ合ったアロサウルス Allosaurus とディプロドクス Diplodocus
大きさ的にディプロドクスは成体ではないですね。両者とももっさりぎみですが、格闘シーンを表現するのは良いと思います。
エオランビア Eolambia だそうです。
哀愁の ヒプシロフォドン Hypsilophodon
見た感じ一番古そうです。
ジュラシック・ワールド フォールン・キングダムでおなじみスティギモロク Stygimoloch の決闘。最近はパキケファロサウルス Pachycephalosaurus の亜成体とする説が支持されています。
四足歩行に移行する エウパルケリア Euparkeria
スタウリコサウルス Staurikosaurus だそうです。
悪魔に呪われたゲオステルンベルギア Geosternbergia
滑り台です。
アルケロン Archelon が砂場で産卵でしょうか。
モチーフ不明の遊具🙁
孵化する プロトケラトプス Protoceratops (?)
なんかわからないですけどディプロドクス類 Diplodocidae 風の竜脚類 Sauropoda の幼体風の何か。
フィトサウルス Phytosaurus
ちなみにフィトサウルス自体は疑問名(独自性が疑わしい学名)です。
何かと思ったらトルヴォサウルス Torvosaurus とのこと。(ここの博物館に良い標本あるのになんで涙骨の突起つけた)
アルバートサウルスに対し出来が良いゴルゴサウルス Gorgosaurus
プロポーションがはちゃめちゃなアマルガサウルス Amargasaurus
顔は大きすぎるけど顔だけなら可愛い。
最後の生物は、ダイナミックな カルノタウルス Carnotaurus
けっこう良いですよね?
映画でも機敏なカルノタウルスを見てみたいな。フォールン・キングダムではただの噛ませ犬でした。
いかがでしたか。これがアメリカの恐竜模型の世界です。おそらく定期的に模型を追加しているようで、古いものと新しいものとでクオリティーに差がある感じがしました。
あと純粋に数がすごいですよね。敷地面積的にも日本では難しい規模です。あとエリトロスクスとかルティオドンのような誰得かなりマイナーな生物もいるのにヨロイ竜がまったくいないのが気になりました。たぶん何らかの迫害を受けているのでしょう。
とりあえずここは子供騙しではありますが、夜だと迫力が増して2倍楽しめそうです(たぶん閉園しちゃうから入れないけど)。
最後にギフトショップで気になったものをご紹介。
ゼイン・ザ・ディノブレインさん Zane the Dino Brain ってどなたですか。アメリカの恐竜くんさん?
幼児用バックパック。かわいい。
ヨロイ竜 Ankylosaur の模型展示は一つもないのに顎に特徴のあるノドサウルス類 Nodosaurid のヨロイ竜のぬいぐるみ。(アニマンタルクス?)
「クチバシに鼻孔みたいな意匠がなければまあまあだったのに」なトリケラトプス。
以上です!
今日もありがとうございます。それじゃ👋