USNM #7 8897

消費量の上限が法的に設定されていない以上、獲り過ぎで激減しているウナギを消費するわけにはいきません。ケラトプスユウタです。

今回もスミソニアンの国立自然史博物館の展示物を紹介していきます。

カナダのセントロサウルス・アペルトゥス Centrosaurus apertus           USNM 8897

セントロサウルスとして完璧な顔している優等生(僕が勝手にそう思ってるだけ)。だもんで、このキャストはいろいろな施設に展示されています。USNM とカタログされている通り、もともとこの博物館の所蔵物です。

これはイェール・ピーボディー大学自然史博物館のUSNM 8897(キャプションではセントロではなくモノクロニウス・クラッススですが)
エウオプロケファルス Euoplocephalus スコロサウルス Scolosaurus キャプションではエウオプロケファルスなのですが、世の中の大部分のエウオプロケファルスのマウントはスコロサウルスだと聞いたのでどっちかわかりません。すみません。

中国の美しいコンフキウソルニス Confuciusornis目立つ尾羽があるのがオスでないのがメスと言われています。つがいだったのかもしれませんね。

ランフォリクス Rhampholynchus の完全な化石。

こうやってよーく見ると翼膜の痕跡がわかります。

魚竜 Ichthyosaur ステノプテリギウス・クアドリキッスス  Stenopterygius quadricissus USNM V2409
コリストデラ類? Choristoderan?
魚竜 Ichthyosaur イクティオサウルス? Ichthyosaurus? USNM V4967

大きなクビナガ竜 Plesiosaur ロマレオサウルス Rhomaleosaurus のキャスト

世界に5つあるキャストの一つで、他にはコーネル大学、イリノイ大学、バース王立文芸科学研究所、ロンドン自然史博物館にあるそうです。それらのキャストは、それぞれ他のキャストとは若干の違いがあり、このUSNMのロマレオサウルスは左足のひれがないなどオリジナルに近い一方、バースのものは表と裏のひれが重複しており、片方が裏向きになっています。ロンドンのキャストの四つのヒレはすべてアーティファクトらしいです。

今日はここまで。それじゃ👋

参考文献:

Ward, H.A. 1866. Catalog of Casts and Fossils From the Principle Museums of Europe and America with Short Descriptions and Illustrations. Rochester, NY: Benton and Andrews.

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