人助けする時は目を合わせたり笑顔を見せたりしないように心掛けています。ケラトプスユウタです。
今日はAMNHの化石ホールの最終回!「マンモスのホール」を見ていきましょう。
驚異の二十四尖の牡鹿、メガロケロス Megaloceros
ウシの角とスリングショットのような鼻角を兼ね備えるシンテトケラス Synthetoceras。
シンテトケラスと違って付け根から二股になった鼻角をもつシンディオケラス Syndyoceras。
アルケオテリウム Archaeotherium
頭が大きく美しい。いや、恐ろしいと言い換えます。
今では珍しい肉食性の鯨偶蹄類 Cetartiodactyla。
ボス・ガウルス・グランゲリ(グレンジャーガウル) Bos gaurus grangeri 。
更新世(5万年前)に生きていたガウルの化石です。現生のガウルは東南アジアの森林に覆われた高地に住んでいますな。
アガト・スプリング・ブロック Agate Spring Block
ネブラスカ州アガト・スプリングスのクオリーの化石のほとんどはボーンベッドから発掘されているそうです。これらの骨の中で、古生物学者は、メノケラス、ダエオドン、モロプスなどの絶滅哺乳類を発見しました。あまり普通的ではないですが、この中にはウマと鳥の骨も含まれていました。
ステノミルス Stenomylus の群れ。
中新世前期の北米に生息していた小さいラクダです。
ラクダのなかまっていうと現在ではアジアか南米原産になりますが、起源も進化の中心地も北アメリカだった事が知られています。現在生き残っているラクダ類は北米で発達した系群が移動したもので、その後(1万年より前)に北米では絶滅したのだそう。
昨日も紹介したホールにもいたゴンフォテリウム Gomphotherium がここにも。
マストドン Mammut
曲がった牙が勇壮なマンモス Mammuthus はこのホールの人気展示です。
というわけで16回に渡って小出しに紹介してきた化石ホールは今回で終わりです。きみもアメリカ自然博物館で動物の進化の歴史に感じ入ってみないか?!
続く…
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