AMNH #12 モノクロニウス無頼帖 抜き打ちの角竜

ヤバイ。ケラトプスユウタです。

今日からAMNHの栄えあるケラトプス類たちを紹介できますことを全てのケラトプス類に感謝します!

ケラトプス類第一段はこのお方!

(反射を避けるために止むを得ずコンポジット写真を🤳)

セントロサウルス・アペルトゥスCentrosaurus apertus AMMH 5351

(ケラトプス類疑問名四天王最強のモノクロニウス属 Monoclonius の一種、モノクロニウス・ナシコルニス M. nasicornis のホロタイプ)

セントロは代表的なケラトプス類 Ceratopsid の一つなのでこれまでに何度も紹介していますけどね。セントロといえば鼻の上に大きな角、目の上に小さな角をもち、比較的小さいフリルをもつ角竜です。

この標本は1914年にカナダ・アルバータ州・レッドディア川 Red deer river サンドクリーク Sand Creek でバーナム・ブラウン氏とカイセン氏が発掘したものです。ブラウン氏のお言葉をお借りするなら「尻尾の先から鼻角の先に至る隅から隅まで」(“In all details from the tip of the tail to the end of nose.”)が採集された既知のセントロサウルスの中で最も完全な骨格です!(参考文献)

セントロサウルスやトリケラトプスのようなケラトプス類は歯列がほぼ垂直に進化しており、裁断機のように機能したと言われています。

トリケラトプスと比べると畝が低く華奢な印象ですが、鳥盤類基準ではかなりゴツい方((何と比べるかによる)

日本人らしきセントロサウルスクラスタ(閉館までここで撮影しておられました)。

?セントロサウルス AMMH 5427

1913年にレッドディア川でブラウン氏とカイセン氏が発見した化石です。

この後半身(骨盤、後肢、尾)の部分骨格だけで知られる個体です。特筆すべきなのは皮膚印象です!

良く撮れているのがなかったのでぜひこの参考画像をご覧ください。

大きめの丸い鱗の周りを小さい鱗が取り巻いている部分があるのですが、この様子はトリケラトプスの皮膚印象からも知られています(参考画像)。

恐竜の中でもこのようなモロ爬虫類的な鱗をもったものは少数派です。

ケラトプス類の中では互いに遠縁かつそれぞれ派生的な存在であるトリケラトプスとセントロサウルスの両方が、似た鱗をもっていたということは、ほとんどのケラトプス類の復元でも参考になるかもしれませんね。

ケラトプス類の皮膚印象はかなり珍しいもので、僕の知る限り、ケラトプス類ではハドロサウルス類にしばしば見られるミイラ化石のような完全な標本は見つかった事がありません。

セントロサウルスに終始しましたが、今日はこのくらいにしておきましょう。次回のケラトプス類をお楽しみに。

今日もありがとうございました。それじゃ👋