神流町恐竜センター #3 カトゥルスと言う名の石

【奇跡(きせき)】普通には起こりそうもないできごと、起こる可能性が極めて低い出来事(ウィキペディア)。奇跡がいざ起こって、その時にそれだと気付いても、意外と呆気ないと言いますか、感慨はないものですよね(奇跡それ自体を目の当たりにした時はさすがに声が漏れましたが)、ケラトプスユウタです。

背鰭や尾鰭のない魚竜 Ichthyosaur シャスタサウルス類 Shastasaurid キンボスポンディルス Cymbospondylus

アメリカ、ネヴァダの三畳紀の標本。

ネヴァダの三畳紀の魚竜類といえば巨大なショニサウルスShonisaurus も有名ですが…あ、すみません🙇‍♂️キンボスポンディルスの説明に別の魚竜の話を入れてしまって。

キャプションではショニサウルスと同じシャスタサウルス類になっていますが、最近はより基盤的な配置のようです。

これはなんだ。イクティオデクテス Ichthyodectes か。

ジファクティヌス Xiphactinus も含まれるいわゆる「ブルドッグフィッシュ」ことイクティオデクテス科 Ichthyodectidae の模式属。

白亜紀の西部内陸海路に生息していた肉食性の大型魚類です。現生の魚類だとアロワナに近縁になるのかな。

アエゲル・ティプラリウス Aeger tipularius

ドイツ、ゾルンホーフェンの石灰岩にジュラ紀中期から保存されていたエビの化石(参考文献)。

その下には植物らしき化石も。

ゾルンホーフェンは翼竜 Pterosaur やシソチョウ Archaeopteryx が発見されることで有名ですけども、翼竜の重要なエサだったかもしれませんね♪

ここから翼竜の餌候補(ゾルンホーフェン産の美しい化石)が続きます。

カブトガニ(メソリムルス Mesolimulus)と這った跡。右が本体で左が跡形ですな。

イカ(プレシオテウティス Plesioteuthis)

硬骨魚類(カトゥルス Catulus)

当時の海に暮らした古生物は、ほとんどは大量絶滅を超えて現代まで生存している近縁種と大きく変わらないということがわかるのです。だから生きた化石と言うんですね。大昔の地質時代に生きていた祖先の形質を色濃く残している現生生物の事を。

ゾルンホーフェンついでにシソチョウのベルリン標本。何度紹介するつもりだよと!つっこまれたら、行った先の施設にある限りとしか言いようがないですね。

ロンドン標本も憶えている限りで3度目。

ゾルンホーフェンから離れて、レバノン・ハケルの白亜紀後期の硬骨魚類。左がエウリフォリス Eurypholis、右がディプロミストゥス Diplomystus

シーラカンス(コエラカントゥス・バンフェンシス Coelacanthus bunffensis)

アメリカ・ワイオミング州 白亜紀後期(カンパニアン期)

生きた化石代表やんけ。ちなみにシーラカンスはコエラカントゥスの英語風カナ転写ですが、現生のシーラカンスはコエラカントゥス属ではないです。

やや玄人好みの標本になりましたが、どうですか。ついてきてくださいよ。

次回はいよいよメインのホールに突入しますのでテンション上げていきましょうテンション。

それじゃ👋

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