「ダメな自分を変える為にトリケラトプスになりました」この言葉についてどう思うか、心の中でお答えの上で今日の記事をお読みください(意味はまったくないのでスルーしてください)。ケラトプスユウタです。
マコシカ州立公園の次に向かったのは、カーター郡立博物館 Carter County Museum (以下CCM)です。
イカラカ Ekalaka という小さな街にある小さな博物館です。そういえばガソリンスタンドがなくて困ったのをおぼえています。
CCMはこのように石造りで古い城塞のような渋い趣のある博物館です。今日からここの展示物をちまちま紹介して行っちゃいたい!
内側は部分的に外観と同じ、渋いテクスチャー。
少し進むと腹ばいになったティラノサウルス Tyrannosaurus が口を開けて待っています。
こちらTレックスはTレックスでも、モンタナ州ファロン郡で発見されたワイレックス Wyrex 。
余談ですが、ここのキャプションを読むまでワイオミング州の「ワイ」だと思ってました。実際は発見者のドン・ワイリック Don Wyrick さんにちなんだ愛称らしいです。
尾が他のTレックスに食いちぎられたTレックスとして以前にも一度は紹介しています。その時は尾が復元された骨格でしたが、ここでは尾が敢えて補完されていません。あとその時は頭骨がスタンのものがつけられていましたが、このワイレックスはゴツゴツ感があって独特な頭になっています(でも左側はスタンの要素を感じる)。
かはくのバッキーより低い姿勢のTレックスはこのワイレックスくらいのものではないでしょうか。たぶん待ち伏せの姿勢です。
尾や皮膚印象も撮りました。抜かりなく。
モンタナ州ジョーダン産 ティラノサウルスの下顎の骨。キャスト。
ジョーダンの獣脚類 Jordan Theropod
LACM 28741
これはまたずいぶんと実骨に基づく部分とアーティファクトの差がわかりやすい復元頭骨ですね。当初は大型のドロマエオサウルス類 Dromaeosaurid と考えられたそうですが、ティラノサウルスの幼体として造ってある通り、現在はティラノサウルスの幼体のものと考えられていて、既知の中で最も若い個体ではなかろうかとのこと。
個人的にはロサンゼルス自然史博物館で拝見したのが記憶に新しいです。
クリーヴランドの頭骨。
CMNH 7541
要するにナノティランヌス・ランセンシス Nanotyrannnus lancensis (ティラノサウルス亜成体)
個人的にはオハイオ州のクリーヴランド自然史博物館で拝見したのは記憶に新しいです。
ジェーン Jane
BMRP 2002.4.1
ジェーンもけっこう紹介してますけど、ずっと見てるとティラノサウルス(というか成体)とはまた違うかっこよさがありますな。
個人的にはバーピー自然史博物館で拝見したのは記憶に新しいです。
今日はここまで!
今日もありがとうございます。