10/18 ユタ(サン・ラファエル博物館)〜ネヴァダ(ラスベガス自然史博物館)

お金を賭けなきゃ面白くないなんて、遊戯とし破綻してるじゃないですか。ケラトプスユウタです。

今日は予告した通り、サン・ラファエル博物館 Mueum of the San Rafael という行った人しか知らないであろう施設に行きました。

入館無料。

当館は3つの展示ホールだけで構成されています。それぞれ「古生物」、「歴史」、「考古学と生物学」のホールです。

早速目当ての古生物学のホールへ行きました。何で出来ているのか、黒光りしたマウントが複数佇んでいるのですが、獣脚類 Theropod の方がキャプションによるとアルバートサウルス Albertosaurus

ケラトプス類 Ceratopsid の方がカスモサウルス Chasmosaurus だと思ってたんですが…

キャプションもカスモサウルスになっているのですが…

「だれきみ」

結論から言うと、少なくともフリルは9割以上アーティファクトだと思います。

フリル開口部 fenestra が丸くて小さく、鱗状骨も左右幅がありすぎます。

こうなるとそもそもオリジナルの標本があるのかどうか…🤓

キャプションを見ても Tertiary (第三紀)という10年前に廃止された用語を使っている事から、長い間展示が更新されていなさそう🙄

アロサウルス Allosaurus も黒光り。よく見ると前足の指が開きすぎ。

アニマンタルクス Animantarx はよく見る(昨日も東ユタ大学先史博物館で見ました)ガストンデザイン製のやつ。

アニマンタルクスも大して骨が出ている訳ではないので信用していい復元骨格ではないのですが、この博物館の展示物の中ではまともに見えます。黒光りしてないし。

これ、まともな生体復元模型のような扱いで展示されています。

「もしかしたらヤバイ意味でヤバイ博物館に来てしまったのかもしれない」

独特な牙をもつ コロンビアマンモス

僕は信じないぞ!

謎のクビナガ竜 Plesiosaur …

古生物の展示はこんなもんです(あと属種はおろか部位の同定不能の破片みたいな化石もありましたけど)。

次は生物学と考古学のホール。

アメリカアカシカ

剥製は普通ですね。日本で見るような、元の動物の姿と違う剥製はアメリカでは見たことないです。

アメリカクロクマ

自分の尾を抱えている小動物。

カコミスル Bassariscus astutus なる動物を始めて知りました。アライグマのなかまらしいです。

というか生体の画像調べたら、言ってるそばから顔とかがちょっと違う!

剥製は他にもありますが、目ぼしいものは特にないです。

歴史のホールはこんな感じで説明なくただ家具や調度が展示してあるだけです。たまにキャプションがあるかと思ったら「触らないでください」だけ。

無料なので文句は言えませんが(募金したけど)、こじんまりとしてアットホームな博物館でした。滞在時間10分。

次はこの距離を移動しました👇

ロッキー山脈を貫く道を駆け抜けること4時間半。午後2時半にラスベガス自然史博物館 Las Vegas Natural History Museum に到着しました。あまり名前は聞かないですよね。

駐車場に竜脚類 Sauropod 風のオブジェクト。

裏からホオジロザメ 運び入れてるところでした。

入館料は一般成人12ドル。

オグロヌーでロデオをするライオン🦁

当館は剥製の展示は、数は多くはないですが見事です。特にアフリカのホールは通路を取り囲むように2つの長いジオラマで展示してあって個々の動物の関わりや生活感を感じます。多くの博物館では部屋で区分けされていて一枚ずつの絵画のようになっているのがセオリーです。

襲われるアフリカスイギュウは、義眼なのに生き生きしています。まあ絶体絶命のシーンなんですけども。

どこか「ライオンキング」っぽいシチュエーション。

この構図定番みたいですね。たぶん3箇所目。

さて、恐竜ということですとオリジナリティがあって科学的価値があり、鑑賞に耐え得る展示は一つになります。

ブラキロフォサウルス Blachylophosaurus のミイラ化石。通称レオナルド Leonardo のレントゲン写真。

標本のミニチュア。

ええ、実物はございません。

レオナルドではないハドロサウルス類 Hadrosaur の頭骨、左側半分。電動で回転していて外側と内側が見れます。これは内側でデンタルバッテリーが露わになっています。

恐竜のメインホールはこういうことになっています。

口先が大きく、頭部は後ろに行くにつれて小さくなっているせいでめちゃくちゃカッコ悪いトリケラトプス Triceratops

たしかに生体ではクチバシは骨で見るよりも大きかったはずですが、いくらなんでも他の部分と比べて大きすぎますよ。

ほかの模型もあるんですがこいつだけ常に首を左右に振りながらブタの鳴き声を発していました。ほかの模型は動きません。

ティラノサウルス Tyrannosaurus

首がまっすぐすぎる気がしますが、トリケラトプスの出来に比べればまとも。

英語を話しそうなデイノニクス Deinonychus

ニワトリそっくりの羽毛はいいんですが、冠羽が髪の毛みたいになってるのが嫌です。

ヒデエ!

アロサウルスは、まあアロサウルスに見えます。

ただのイルカかと思ったら化石鯨類のジゴリザ Zygorhiza との事。

尾びれに化石にはない特徴(現生鯨類のように二股になっていない)。これ根拠あるんですかね?

中生代の化石の展示はこんなところ。まるで無料博物館のようなクオンティティーです。

新生代の化石はマウントが少々。これはジャイアントバイソン Bison latifrons (奥)とスミロドン Smilodon

驚いたのがこれです。

古代キリン シヴァテリウム Sivatherium 頭骨。

全く信じられない形状なのですが、これは本当にこういう形なんですかね? 不適当な復元頭骨であることを疑っているのですが🤔

情報求みます。

それから博物館には珍しく生体展示が充実していました。特に魚類。

サメのタッチプールまであって水族館のよう。

搬入されていたホオジロザメの模型。

シュモクザメとオナガザメも。

ビルマニシキヘビの生体。爬虫類はこの個体だけです。

後はありがちな古代エジプトの展示👇

恐竜のことがあるのでこういうのも信じていいのかわからないです。

いろいろ書きましたが、剥製と生体展示は良いと思います。

ギャンブル嫌いの僕はラスベガスも嫌いな街に決まっているので長居は無用とばかりに即刻立ち去りました。ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィア、ワシントンDC、シカゴで大都会も鉤心闘角も辟易しているのでもはや街の写真も撮りませんよね。

今はいよいよこの旅行の最後の州になるカリフォルニアに向かっています。

また明日お会いしましょう👋

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中