昨日は車を借りれるかどうかというところで筆を置きましたが、無事借りれました。クレジットカードは生きています。まあ止められる理由もないですしね。それだけに昨日のジャマイカ駅で券売機が受け付けなかったのは謎ですが。
予約したつもりがカナダの某機関にマークされてる方のメールアドレスで予約しようとしてたので、予約には失敗していましたが、アラモ Alamoというレンタカー屋さんで良い車を借りる事ができました。恐竜ファンがアラモというと“あっち”を連想しますね。わかります😏
返却は19日後の10/20の予定で、ロサンゼルス国際空港です。
言ってませんでしたが、その間にさまざまな場所をめぐる予定でいます。ただし大きなトラブルがなければ。
カーナビも借りたら電話とWi-Fi搭載でした。これで快適なドライブができるはずです。
まずはニューヨークの北東、コネティカット州ボストンの科学博物館 Museum of Science を目指します…!
マンハッタン島から抜けるのには苦労しました。ナビが把握していない通行止めやら、ハイウェイを走ってるのにナビが下道と勘違いして無茶な指示してきたりやらで。都会のカーナビあるあるですかね。
ニューヘイブン New Haven のサービスエリアでサンドイッチ屋の方のサブウェイを利用しました。
会計時にクレジットカードを使うと「ご希望のお取引はできません」的なメッセージが機械に表示されるも、ほかに会計の手立てがないのでカード処理を繰り返しまくりました。
ここでクレジットカードが不能になるとキャッシュレスの時代に突入した身としては本格的にまずいですね。非常にね。うんうんうんうん。
そりゃ店員のラテン系のお嬢さんも困惑です。混んでなかったのが幸い。
「現金もってないの?」
「ないです。盗まれました」
「他のクレジットカードは?」
「他にはもってないです」
「Apple Payは?」
「(ナニソレ)…たぶんアカウント持ってないけど、今作れるかもしれません。待っててください」
などと言っている間に店員さんがカードでの処理に成功。
よかったよかったと握手を交わして無事サンドイッチをいただきました。
ガソリンスタンドで水も買いましたが、その時は滞りなかったです。この調子でいってもらわないと困ります。
で、ニューヘイブンに来たと言いましたね。ニューヘイブンの看板を見て僕は思い出しました。コネティカット州ニューヘイブンといえば有名なイェール・ピーボディー自然史博物館 Yale Peabody Museum of Natural History (YPM)がある街じゃねえかと!
急遽ハンドルを切ってイェール Yale に来て今に至ります。
午後4時を回っていたのでYPMは明日に見送ります。
ニューヘイブンの街を少し散策しました。やはりマンハッタンとはかなり違います。マンハッタンは屋台、警察、観光客相手の売り子、イヌを連れた人、ホームレス、ジョガーが目立っていましたが、ニューヘイブンはそういった人は目に着かず、学術都市として有名なだけあってすれ違う人もインテリジェンスを感じる人が多い印象です。
散策の途中で見つけたカマキリ。
中年男性と一緒に散歩してた爺さんが、カマキリ目 Mantodea カマキリ科 Mantidae のプレイング・マンティス Praying Mantis の一種で、宇宙から来たような姿だが世界を守っている虫だと言ってました。実話です(いつも実話しか書いてないですが、すごく脚色っぽいので念のため)。
一緒にいた中年男性は「美しいけど怖い」と言っていました(小並感)。
そして下見とばかりにふらりと立ち寄ったYPMですごいものを見つけてしまいました。
トロサウルス Torosaurus の銅像!
マンハッタンのチャージング・ブル Charging Bull なんかより勇壮で縁起が良さそうですよ!
これが設置された時(2005年)、恐竜の楽園さん(というホームページ)でニュースになっていたのを覚えています。
やけにかっこいいと思ったら、なんとYPMの化石プレパレーターのマイク・アンダーソン氏自ら手がけたそうで納得です。
地球に対する理解と知見を社会に広めるというYPMの使命。その使命が人々の未来を築いて行くことを祈願して造られたそうです。
トロサウルスの前には獣脚類 Theropod の連続した足跡。コネティカット州の獣脚類足跡化石と言えば、以前何か(ディノプレスだったかな?)で読んだ事があります。それはまだ最初の恐竜発見(イグアノドン)が報告されるよりも前で、当然恐竜 Dinosauria なんて知られていなかったので、古代の巨大な鳥類の足跡だと思われたそうです。後に恐竜だとわかるわけですが、厳密にいうとそれが記録上最初の恐竜化石と言えるとの話で、しかもその時点で鳥類と恐竜の類似性・関係性について触れられていることに興味深く思ったものです。これがそれなのかはわからないですが。
ということで中の展示物を明日紹介できることを楽しみにしつつ、さよならです。