アンチケラトプスユウタのウナギ食うなブログ

勤め先で従業員全員に鰻丼が振舞われるというアナウンスがあり、労いの意味なのはわかるんですが、表題の通りの状況なので僕の分は注文キャンセルをお願いしました。それでなんでウナギ食べないのか3人の同僚にきかれたので答えたら、3人ともウナギが絶滅危機だと知らなかったようでした。アンチケラトプスユウタです!

アンチケラトプスユウタはケラトプスユウタのジュニアシノニム(新参同物異名)なので同一人物ですが、反物質世界から来たケラトプスユウタだと思いたい人は思ってみても面白いかもしれませんね🤓

実際アンチケラトプスユウタとケラトプスユウタに差があるとすれば、資源保護や環境問題についてとやかく口出しするかどうかです。口出しする方がアンチケラトプスです。流れ的にわかると思いますけど。

ここのところ土用の丑の日目前ということで、旅行の記事はお休みさせていただいておりましたけども、今回は特別プログラムとして資源保護系の記事を書いてしまっちゃいたいというところ。


【動機がドキドキ💓】

まあいろいろお伝えしたいことはあるんですけど、まずはアンチケラトプスユウタがこんな事をしている動機から。

僕はサイ🦏やゾウ🐘が好きなんですよ。形が。

ご存知の方も多いと思いますが、彼らは密猟によって数を減らしています。サイは角が精力剤や癌の治療薬になるという中国の言い伝え(科学的には髪の毛と同じ成分なので効果はないと言われています)のために、ゾウは象牙をとるために殺されています。マレーシアのスマトラサイ絶滅(2019年5月)やキタシロサイ最後のオスが亡くなった(2018年3月)のは記憶に新しいです。

シーシェパードがクジラに肩入れしたり、動物(ネコ以外を除く)愛護会がネコだけ擁護するように、アンチケラトプスユウタはサイとゾウが密猟されるのには黙っていられないわけです。

ところがそこで思ったんですよ。犀角や象牙の需要が高いのは中国で、日本語で「犀角買うな」とか「象牙買うな」と言ったところで、それらを買う日本人は消費者全体からするとわずかな割合。そして日本人が真に圧迫しているのはウナギではないかと思い出しました。市場に最も多く出回っているウナギであるニホンウナギ Anguilla japonica とアメリカウナギ A. americana は絶滅危惧ⅠB(絶滅危機)でインドサイ Ceratotherium simum (絶滅危惧Ⅱ(危急))、シロサイとアフリカゾウ(減少傾向)、インドゾウ(低懸念)よりも絶滅に近いとくれば、日本人のウナギ食を看過して外国人の象牙犀角に口出しするのは筋が通りません。

↓ウィキペディアにあった保全状況評価をご参照ください。ただし2001年の情報であることにご注意。

(※ジャワサイ、スマトラサイ、クロサイは絶滅寸前)

サイとゾウを保護しようと叫びながら、ウナギを絶滅に追い込んだりそれを見過ごす事は納得いきません。

余談かもしれませんが、ウナギはアマミノクロウサギ、ジャイアントパンダ、ジュゴン、シロフクロウなんかと同等かそれ以上の危機的状況です(参考までに)。

とまあここまでがアンチケラトプスユウタの動機です。


【“養殖ウナギ”は生まれた時は野生】

絶滅が危惧されているのは天然ウナギだけだと考えている人が少なからずいらっしゃることに驚いたのですが、それは誤解です。養殖ウナギも大いに関係あります。

養殖ウナギというのは、深海で生まれた野生のシラスウナギ(ウナギの稚魚)を捕獲し生簀で肥育したものです。もともと野生の親魚から生まれた野生のウナギです。市場に出回っている養殖ウナギはほぼ全てそうです。

なので養殖ウナギを消費するのも天然ウナギを消費するのも共に野生ウナギを消費しているという意味で同じなのです。

運良く捕獲を免れたウナギだけが親魚となれるのであり、養殖ウナギも天然ウナギも捕獲された段階で繁殖機会は失われています。

ウナギは古くから食されているにも関わらず、生活史がわかってきたのは最近のことです。繁殖はオスとメスさえいれば成立するという単純なものではなく、条件が限られています。完全養殖(人の管理下での繁殖・肥育)は開発途中で、ほぼ市場には出回っていません。

養殖=完全養殖と誤解している人が多いので、間違えないでください。テストに出ます。


【需要が未来の漁獲量を左右する】

象牙犀角の購入という行為がそれらの需要を高め、ゾウとサイの密猟に直結する事は確実です。ウナギにおいても同じことが言えます。ウナギを買う事、食べる事が直接資源に打撃を与えることに繋がります。

そう考えるとシンプルな話のようですが、以下のシチュエーションで迷ってしまう人が多いようです。

スーパーでウナギが売れ残っていたとします。半額シールつき。誰も買わなければ廃棄されます。社会問題になっている食品ロスです。

この場合、どうせその個体は殺されているし、廃棄されるのはもったいないからと、買って食べてあげた方がマシだと考える人が多いのです。でも資源保護的にはこれは不正解です。

たしかにもったいないしウナギにとっては無駄死にに等しいわけですが、購入はそのまま需要に加算されます。売れ残れば需要が低下したことになります。

上記のような状況でも、絶対に購入してはいけないんです。少しでも需要を減じていかないと、漁獲量も減らないんです。


【流通しているウナギの6割以上は密漁・無報告】

https://t.co/OyNI1YFDvA?amp=1

この記事によると、法的に正当な方法で漁獲されたウナギは30%以下。大部分は密漁か無報告とのこと。しかも少なからぬ養殖場は暴力団のような反社会的勢力と繋がっており、その資金源となっていると言われています。

ウナギの購入は反社会的勢力の懐を潤すことに繋がりかねないという事です。

(参考文献)


長くなったので今日はこのくらいにしましょう(恐竜旅行ブログ読者の中に読む人いたかな?)

今がアンチケラトプスユウタの正念場です。明日もやるかもしれません。その時はよろしくお願いします🤲

それじゃ👋

追伸: ウナギ食うな。

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