CEUM #7 怪獣の更新世

象牙製品買うな。ケラトプスユウタです。

マンモスの牙製品の需要もゾウの密猟を助長するのでいけませんね。

ということで今回はマンモスがでます。

写真展示の部屋(大人の事情でブログでは割愛)を通過して新生代の展示室。ご覧の通り中央に勇壮な牙を持ち上げた巨大なコロンビアマンモス Mammuthus columbi がそびえるという迫力ある展示。旧復元ユタラプトルペロロプリテスと並ぶ当館の重要な目玉展示です。

足元では一人のヒト Homo が槍を構えてマンモスを狩りにかかっています。

サピエンス H. sapiens ですかね?

よく見ると腹に一本槍が刺さっています。

ほんとに木の槍なんかで倒せたんですかね。

人類がマンモスを捕食していたのは確かなようですけど。

ちなみにマンモス絶滅の主な原因は環境の変化によるものだと思ってます。

獣皮かなんかでできたテント。

考古学的な物も一緒に展示されています。

壁画の類い。

続いて更新世の肉食獣たち。

ショートフェイスベア Arctodus simus

更新世の北米大陸に生息した巨大なクマ。この標本はグリズリーと競る程度のサイズ。

ダイアウルフ Canis dirus

名前は「恐ろしいオオカミ」という意味ですが、現生のオオカミと比べてそれほど恐ろしげな様子でもないと思うのは僕だけではないのは知っています。

スミロドン・カリフォルニクス Smilodon californicus

お馴染みすぎて今更言うこともないですが、現代のネコ科 Felidae では考えられないほど長大な犬歯は古生物感がありますね。

なんの説明もなく花壇に置かれている ジャイアントバイソン Bison latifrons 頭骨

アメリカの民家の庭先に無造作に置いてあるバイソンの頭骨のノリそのまんまですね。

オオツノヒツジ Ovis canadensis

あ、現生動物です🤓

本種自体は4回は紹介してる気がします(生体含む)。

展示物は以上。部分的に古さが目立ち、万人に勧めて良い施設かどうかは迷うところですが、ここでしか見れない標本や迫力ある展示が魅力的な博物館でした!


最後に売店にあったTシャツを紹介。

「泥よりも古い」「崇高なる死」「ジュラ紀」「1億5000万才」「ユタ州プライス」

箇条書きのような文句が素晴らしいです。

惜しいのは、取って付けたような角のあるプロトケラトプス風味のある謎の頭骨のイラスト。実に実に惜しいです。これが属種明確なケラトプス類の頭骨だったら買ってました👦

今回もありがとうございました。それじゃ👋

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