カナダの友人から「日本人以外でヒルを最初に食べたのはどこの国の人だろうか?」って質問きたんだけど、なんで日本人がヒル食ってるの前提なのかな笑。ケラトプスユウタです。
今日はアンキロ㌠のための写真を用意しました。
そう! 今回は曲竜類 Ankylosauria 特集だっ!
ペロロプリテス・ケドリモンタヌス Peloroplites cedrimontanus
正味の話、この方を拝むために当館を訪れる方も少なくないでしょう。僕もネットニュースで見てから一度は観てみたいと思っていたマウントです。
シーダーマウンテン層(前期白亜紀)産のほぼ全身の骨が知られていて、既知の復元可能なノドサウルス類の中で最大サイズを誇るものと理解しています。この骨格は約7m。
ほかのノドサウルス類と比べ尺骨が長い事が特徴らしいです。
ノドサウルス類と同じ鎧竜 Ankylosaur のアンキロサウルス類 Ankylosauridae と違って体高がある分、重々しいデザインですね。
ペロロプリテス
プライス Price 南部で発見された一個体分の頭骨を修復したもの。
ケダルペルタ・ビルベイハロルム Cedarpelta
bilbeyhallorum
2個体分の実骨を使ったコンポジット。こちらもシーダーマウンテン層の基盤的アンキロサウルス類 Ankylosaurid です。ノドサウルスの縁をビリビリに感じる造形ですね。
当ブログではお馴染み ガストニア・ブルゲイ
Gastonia burgei
ユタラプトルの第1標本が発見されたのと同じサイトで発見された実物の頭骨。美しい!
アニマンタルクス・ラマルジョネシ Animantarx ramaljonesi
紹介するのは3回目でしたかね。これはどうもアーティファクト部分が多いような話でしたが、男心をくすぐるデザインではありますな。うんうん。
ガストニア のマウント
アニマンタルクスとガストニアはノドサウルス類の中ではマウントを目にする機会が比較的多いので個人的に混同しがちですが、並べると頭だけで区別できますね。
尾椎はこんな感じ。サイドのプレートは生体では鋭い角質で覆われていたので護身には役立ちそう。
いかがだったでしょうか。曲竜類自体あまりフィーチャーされることのない恐竜ですが、それがこれだけ充実しているのは世界広しと言えどもこの東ユタ大学先史博物館だけではないかと思います。さすがケネス・カーペンター博士の息がかかっているだけの事はありますね。
鎧竜ファンは行きましょうよ。東ユタ大学先史博物館。
ツヅク….
“CEUM #5 怪物じみた重装歩兵” への2件のフィードバック