俺未熟なんだよな。ケラトプスユウタです。
国立恐竜記念公園はコロラド州北西部とユタ州東部の州境を跨ぐウインタ山脈の南東の丘陵地帯に存在するアメリカの国立公園です。
ここにはジュラ紀後期の恐竜化石を産出する地層としては世界最高のモリソン層(チトニアン期)が横たわっています。
今までに1500個体分を超す恐竜化石が見つかっているそうです。
記念公園のビジターセンター。
ディプロドクス Diplodocus か何かとステゴサウルス Stegosaurus と思しき模型。
ジュラ紀後期のこの周辺は熱帯気候で、記念公園の位置する場所には水場があったと言われ、多くの動物たちが集まる場所だったようです。
この地での探検をライフワークとした古生物学者、故アール・ダグラスの名誉を讃えるディプロドクスの大腿骨。
“アール・ダグラス博士は1909年にこの地で化石の研究を始めた”
ビジターセンターから1kmほど歩いた場所にダグラスクオリーというロカリティーがあるのですが、それがまるごと屋根と壁で覆われています。
このサイトからカーネギー博物館のアロサウルス Allosaurus、同じくカンプトサウルス Camptosaurus、ドリオサウルス Dryosaurus 、アパトサウルス Apatosaurus、デンバー自然史博物館のディプロドクス、ネブラスカ州立博物館のステゴサウルス、スミソニアン博物館のカマラサウルス Camarasaurus とディプロドクス、ロイヤル・オンタリオ博物館のバロサウルス Barosaurus、そしてアメリカ自然史博物館のバロサウルスなんかが見つかっています。
見渡す限り恐竜化石の産状。このパズルの中に少なくともカマラサウルス、ディプロドクス、アパトサウルス、ステゴサウルスが含まれているらしいです。
胴椎と肋骨。
竜脚類 Sauropoda の関節した尾椎が何個体分かはっきり残っています。
何かの脛骨と腓骨(?)
竜脚類の尾椎
竜脚類の脛骨。
竜脚類の中手骨
竜脚類の脛骨
これは非常にわかりやすい。カマラサウルスの頭骨。美しい。
キャプションによると、ジュラ紀後期は(現在ほどのペースではないにしろ)地球温暖化が進み、激しい干ばつに見舞われた際は短期間で水場は干上がって水を求めて彷徨う動物たちはこの場で力尽きたそうです(たぶん諸説あります)。動物たちの死体はおそらく倒れた直後に鉄砲水などにより一瞬にして堆積物に埋められた….と説明されています。
つづく…!
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