アメリカの夕日

トリケラトプスが下等生物ならこの世に高等生物はいませんよ。ケラトプスユウタです。

前回はジョーク記事を書きましたが、今日はアメリカに戻ります。

2018年10月5日、僕は車で、世界自然遺産だか何だかに登録されている国立恐竜記念公園 Dinosaur national monument を目指していました。

喉を鳴らすようなカナダヅル Antigone canadensis の合唱が畑から聴こえて来ました。秋の渡りの途中だったのでしょうか。北極圏での営巣を終え、南へ帰る旅の途中だと思います。

荒野に佇む廃墟。シルバーピックロックショップ Silver pick rock shop と読めます。

化石か何か、鉱物を売っていたのでしょうか。今じゃこの店自体が化石ですが!

化石となった店の近くには呪われた恐竜。細長い尾を引きずり、目は虚ろな穴を晒しています。

見晴らしの良い路肩に立つと、遥かな地平線に日が沈むのが見えました。はっきりした夜の気配を運ぶ風が、運転席に釘付けだった体に心地良いのです。

夕日はこんなに美しいのに、人の気持ちを逸らせます。短い秋の昼が過ぎ去ってしまうからでしょうか。それとも長く暗い夜がもうすぐそこまで来ているからでしょうか。月さえのぼってしまえば気持ちは落ち着くというのに。

そして僕はそんな黄昏時が好きです。

死の世界へ流れ行く時間を感じることができる。自然とはなんと粋な計らいをするのだろうと思います。年に一度、名残惜しくも死滅してゆくものに、この世で何度巡り会えるのか。それを数えると人の一生の短さがわかります。

アメリカの夕日は僕にとってそんな物です。

今日はここまで。明日は恐竜記念公園につきます。

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