懐かしいと感じる事がほとんどありません。ケラトプスユウタです。
ユタ州立自然史博物館の素晴らしい展示物。これから9回目の記事を始めます。
ガストニア Gastonia 頭骨(たぶん)
うん、ちょっとかわいい。
全身のマウントが見たい方は過去の記事をどうぞ。
シックルクローが目立つユタラプトル Utahraptor の右後ろ足。
テリジノサウルス類 Therizinosaurid の左後ろ足。
奇抜な獣脚類の代名詞たるテリジノサウルス類もこれだけだと普通もいいとこですね。
ユタ州カーボン郡産 ティタノサウルス形類 Titanosauriform の胴椎。
グリポサウルス Gryposaurus 下顎。
グリポサウルスの前歯骨 Predentaly (下のクチバシの骨)
右が遠位端でふちがガタガタになっています。
植物を噛み切る刃物の役割をもっていたと思われます(山本聖士さんの表現を借りると、上顎のクチバシがまな板の役割)。
ユタケラトプス Utahceratops 吻骨 Rostral (上のクチバシの骨)
吻骨は角竜類 Ceratopsian の最も基本的特徴で、角がなくても吻骨があったらその方は角竜! 逆に吻骨がなかったら角があっても角竜じゃない!
右上には歯も。
ケラトプス類の頭はバリエーション豊かですが、歯はどれも大差ないですよねえ。
「ウマ竜」を意味するヒッポドラコ Hippodraco のホロタイプ
(坂本龍馬を連想するなら今ですよ)
シーダーマウンテン層(白亜紀前期) のイグアノドン類 Iguanodontia。
記載論文によると、イグアノドン類内のカンプトサウルス Camptosaurus より派生的でイグアノドン Iguanodon より基盤的な位置付けで、テイオフィタリア Theiophytalia の姉妹群(参考画像)。
ちなみにUMNHの展示物じゃないですが、アーティファクトで補完された復元頭骨がこちら。恐竜秘宝館の所蔵(田村博さんのコレクション)。変形も修正されてるのかな。
今日もありがとうございます。また明日!