スノボーやった事ないです。ケラトプスユウタです。
今日は周飾頭類 Marginocephalia からいくつか紹介できそうです。ありがとうございます。
二頭のややスティギモロク型 Stygimoloch-morph パキケファロサウルス Pachycephalosaurus が決闘しています。
角竜と共に周飾頭類を構成する堅頭竜類 Pachycephalosauria の代表。
パキケファロサウルスが頭突きしただのしなかっただのしばしば議論になりますが、とりあえず、厚い脳天がディスプレイだけのために発達したとは考えづらい…というのが僕の意見です。
行動についてはあまり言及したくないですけどね。
川のキンギョは生体展示です。なんで野生種でもなくキンギョなんでしょうね。別にいいですけど。
基盤的角竜 Ceratopsia の代名詞、プシッタコサウルス Psittacosaurus
非常に多くの種が知られている属です。
ジュラ紀のインロン Yinlong のような動物からプシッタコサウルス類 Psittacosauridae を経て新角竜 Neoceratopsia になったようなイメージの人もいると思うのですが、頰骨突起の発達のベクトルが新角竜類と違うのでプシッタコサウルス類は角竜類のわりと早い段階で新角竜類とは袂を分かって独自の進化を遂げた結果なのではないかと想像してます。
カスモサウルス・ベリ Chasmosaurus belli
(ROM 843)とそれに立ち向かう(?)ドロマエオサウルス・アルベルテンシス Dromaeosaurus albertensis
どっちもアルバータ編で何度か紹介した種です。
体格差からしてドロマエオはせいぜい挑発してるだけか、カスモサウルスが現れて驚いてると言ったシーンでしょうかね。
カスモサウルスはケラトプス科 Ceratopsidae の中で上眼窩角が目立つ方のカスモサウルス亜科 Chasmosaurinae の模式属ですが、この標本の他、YPM 2016、CMN 41357 など上眼窩角がない標本が多く(おそらく成長とともに吸収される)、必ずしもカスモサウルス亜科らしいとも言えないのがまた良いですね。
長さがあって開口部の広いフリルはカスモサウルス亜科的でとてもかっこいいです。
ドロマエオサウルスもドロマエオサウルス科 Dromaeosauridae の模式属ですが、このタクサとしては頭がゴツく歯が長いなどと言われていますね。
今日はここまで! 明日はいよいよトリケラトプスを出します。お楽しみに!