北アメリカ古生物博物館 #7 モリソンのスター恐竜

今日は2019年5月8日。ケラトプスユウタです。

モリソンのスター恐竜たちが集合アッセンブル。今日は彼らを紹介します。

美しいランフォリンクス Rhamphorhynchus

(きのう生体復元模型出したのはフライングだったか(翼竜だけに))

これは産地不明ですが、モリソンではないと思います。似た環境だったと思われるタンザニアのテンダグル層から見つかっています。

スーパーサウルス Supersaurus の腸骨

キャプションによりますと、この化石は1988年にドライ・メサで発見され、ブリガムヤング大学地球科学博物館に収蔵され、大きな恐竜展を催すきっかけになって世界中を回ったそうです。恐竜の骨の複合体?(Bone complex)としては既知の中で世界一大きな物だと書いてあります。(もしかして頭骨要素は Bone に含まれない?)

赤毛の少女と小柄なアロサウルス・フラギリス Allosaurus fragilis 亜成体

対するはヘスペロサウルス・ムジョシ Hesperosaurus mjosi 亜成体

そうです、元ステゴサウルス Stegosaurus です。

反対側にスロープがあるので、斜め上からも観察できます。

ステゴサウルス類 Stegosaurid の尾のトゲ。

右がステゴサウルス・スルカトゥス Stegosaurus sulcatus とかいうよく知られていないステゴサウルスのもので、このパーツの化石では最大の標本らしいです。

左がヘスペロサウルスのものでほとんどの剣竜のものと同じようなサイズ。

もちろん生体では角質でもっと長大になります。

トルヴォサウルス・タンネリ Torvosaurus tanneri に再びお目にかかりました。ブリガムヤング大学ぶりなので1日経ってません笑

このマウントがルースより以前にエントランスホールに立っていたみたいです。

この竜脚類殺しが襲っているのは、有名なブラキオサウルス・アルティトラクスBrachiosaurus altithorax

意外と全身組立骨格は珍しいものです。

ブラキオサウルス類 Brachiosauridae はカマラサウルス類 Camarasauridae と共にマクロナリア Macronaria の基盤的位置づけ。

日本の博物館では多くの竜脚類が来館者たちにブラキオサウルスと間違えられているのを耳にしてきましたけどね、日本よこれがブラキオサウルスだ!

はい。

今日もありがとうございました!

つづきます。