足跡の博物館 #4 尊いのは頭でなく手でもなく

ロックンローラーはお茶漬けなんて食って良いのかい? ケラトプスユウタです。

今日も僕の恐竜旅行ブログをご覧いただきましてありがとうございます😊

足跡やら尾の跡なんてのは昨日紹介しました。今日はいよいよ足跡をつけるのにかかせないあのパーツも紹介します。

シックルクロォォォ!!

ツイッターなら“あるハッシュタグ”をつけるところですが。

鎌のような第二趾の鉤爪が目立つユタラプトル Utahraptor の後肢。

アロサウルス Allosaurus

アルクトメタターサル!!

はい。

タルボサウルス Tarbosaurus の中足骨から先です。

ティラノサウリプス・ピルモレイ Tyrannosauripus pillmorei

要するにティラノサウルスの足跡化石。

さすが王者ティラノの足跡だけあって「ザ・恐竜の足跡」といった感じです。

足跡の博物館編で唯一のケラトプス類要素

ユタケラトプス・ゲッティー Utahceratops gettyi の左後肢。

この前紹介したグランド・ステアーケースエスカランテ国立公園のカイパロウィッツ層産のケラトプス類 Ceratopsidae 。

大腿部が長く脛から下が短いということで、速く走るよりも体重を支える方が得意な脚に見えます。

ちなみにわたくしことケラトプスユウタ、これだけ見てもユタケラトプスとは判別できません。

オルニトミムス Ornithomimus

ユタケラトプスの逆で脛より大腿の方が長いのがわかります。脚が速かったことをうかがわせるものです。

グララトル Grallator の皮膚印象付きの足跡。こうやってよーく見ると👀よーく見ると、第3趾(真ん中の長い足指)の付け根近くに鱗のような痕跡があります。

コエロフィシス系の足の裏を復元される際にご参考ください。

これも微妙ですが皮膚印象化石とのこと。(足跡が認知できない)(たぶんつま先が四時の方向を向いている)

一応拡大画像をご査収ください。

ディロフォサウルス Dilophosaurus をモチーフにした当館のマスコット、ディル Dil のハリボテで今日はお別れです。ちゃんと足跡の博物館らしく足に泥をつけております。

明日に続きます!