足跡の博物館 #2 オマケコーナー

自転車撤去されたっぽい。ケラトプスユウタです。

これまでのあらすじ…ケラトプスユウタはセントジョージ・ダイナソー・ディスカバリー・サイト・アット・ジョンソン・ファームへ行った。

はい、それでは続きを見ていきましょう。

広い展示場の手前に講堂のような部屋がありまして、そこの壁際に並んでいた展示物を紹介します。メインの展示物という感じではなく、まず恐竜がどんなものでどんな種類がいたのかを示すようなものでした。

オウギワシ Harpia harpyia (左)とヴェロキラプトル・モンゴリエンシス Velociraptor mongoliensis の脚の比較。

オウギワシは前半身もだいぶ残してるので純粋な比較としては蛇足かなと思いますが。

ズーニーのコエルロサウルス類 Coelurosaur

キャプションで竜盤類 Saurischian と鳥盤類 Ornithischian の骨盤の違い(基本的に、恥骨が前に向いているのが竜盤類。後ろを向いているのが鳥盤類)を説明しています。

ただしこれは最近議論中の問題ですね。

こちらが比較すべきものとして展示された鳥盤類。オスニエロサウルス・コンソルス Othnielosaueus consors

恐竜との対比として現生爬虫類、ミズオオトカゲ Varanus salvator の腰と後肢。

恐竜好きならみんなわかる事ですが、膝を腰に対して真横に張り出していない爬虫類が恐竜類だと説明したいんですね。

装盾類 Thyleofora の装備品。

奥がステゴサウルス Stegosaurus のプレート、真ん中の長く尖った物がサゴマイザー(尾のスパイク)、手前に三つあるのが鎧竜ガストニア Gastonia の鎧の一部(トゲ) scute。

いずれも骨質で生きてる時は角質で覆われて更に大きく長くなっていたと思われる構造です。

おなじみ カマラサウルス Camarasaurus の頭骨。レプリカ

ガリミムス Gallimimus 頭骨 レプリカ

アロサウルス・フラギリス Allosaurus fragilis

レプリカ

ヴェロキラプトル・モンゴリエンシス 頭骨 レプリカ

基盤的鳥盤類 ヘテロドントサウルス Heterodontosaurus 頭骨 レプリカ

ヘテロドント(異なる歯)の名の通り、二歯性が目立ちますね。

これだけです。

角脚類 Cerapod が影も形もないのはどうなんでしょうね?! これを種差別と言います。

まあいいや。

明日はメインの展示場を紹介します!