出しゃばる男、ケラトプスユウタ参上。
ここでようやく恐竜王朝#1で軽く触れた漸次進化に関する展示が出てきました。
おさらいすると、1つの種が時間をかけて別の種に変わる事です。
アクリスタヴス Acristavus
アクリスタヴスが展示されてるとは知らなかったです(ポスターに描いてあるけど復元図でわかるわけない)。クレスト(骨のトサカ)は全然目立ちません。
ツーメディシン層 Two Medicine Formation 下部産。ツーメディシン累層下部の動物はあまり知られてないですね。
プロブラキロフォサウルス Probrachylophosaurus
この動物はこの展示で存在を知りました。アクリスタヴスとバクトロサウルスの中間型として紹介されていました。確かにクレストはそのように復元されてますね。
ツーメディシン層中部産。
ブラキロフォサウルス Brachylophosaurus
皮膚印象なども有名な恐竜。ツーメディシン層上部産。
キャプションではプロブラキロフォサウルスの進化系として扱われていました。
後頭部まで発達したクレストが特徴だけど、よりクレストが目立つ種類のハドロサウルス類と比べると明らかに見劣りするからメジャーとも言えないですね。
僕はハドロサウルス科の中ではわりと好きです。
件のブラキロフォサウルスの皮膚印象。
ブラキロフォサウルスの様々な骨。長距離ランナー的趣き。(第四転子(大腿骨の後方の突起。尾大腿骨筋の付着部)の位置とか気にするようになって僕も成長したねえ😂)
ハドロサウルス類 Hadrosauridae の重要なアイデンティティ、デンタルバッテリーも載せますね。小さい歯がロケット鉛筆(って通じる?)のように鈴なりになっている構造で、植物をすりつぶすおろし金のような構造になっています。ケラトプス類にも似た構造がありますが、形状や想定される機能が少し異なります(のちのち紹介するかも)。
それじゃ今日はここまで! また明日👋