御船町恐竜博物館 #5 謎の恐竜、時の恐竜

最近黒いマスク付けてる人多いですよね。ケラトプスユウタです。

さっそく御船町恐竜博物館の展示物の続きをご覧ください。

かの有名なデイノケイルス・ミリフィクス Deinocheirus mirificus の恐ろしく大きな腕。

長い間このパーツしか知られていなかったので世界一ミステリアスな恐竜の一つに数えられていたのは有名な話。

この頃はもう現在知られているパーツも知られるようになっていましたけども。

今年の夏にかはくで全身復元骨格が展示されるってことで楽しみですね! 非常にねうんうんうんうん。

昨日テリジノサウルス復元教室だったのでタイムリーです。

テリジノサウルス・ケロニフォルミス Therizinosaurus cheroniformis の象徴的なおてて。

テリジノもほとんどのパーツは未発見なのでデイノケイルスと並んで謎めいた恐竜リストの上位の常連ですね。

スピノサウルス・エジプティアクス Spinosaurus aegyptiacus の円錐形の歯の並んだ口先。

和歌山で近縁の動物の歯が見つかったばかりなので偶然にもこちらもタイムリーですね。

そして記載から100年余りのスピノサウルスも復元について議論が絶えない謎めいた恐竜ですね。

ティラノサウルス・レックス

Tyrannosaurus rex

(スタン)の頭骨

まあティラノはタイムリーかどうかいう次元の存在じゃないです。

マチカネワニ

Toyotamaphimeia machikanensis

大阪で発見された更新世の化石ワニ。

オウギワシ Harpia harpyja (現生鳥類)とヘスペロルニス Hesperornis

この下にシソチョウ Archaeopteryx lithographica もいたっけね?

とにかくよくある恐竜と鳥の関係を示す展示です。

とりはくの記事でも生体復元模型を紹介しました ガストルニス Gastornis

その足下に剣歯猫 ホプロフォネウス Hoplophoneus

上顎のセイバーティースを守るかのような下顎の張り出しが 目をひきますが、少なくともこの個体は体が小さいのでそれほど恐ろしくも見えません。

今日もありがとうございます。

つづく…!