とっくにお気付きの通り、この御船町恐竜博物館は組立骨格たちの密度が恐ろしいことになっています。ケラトプスユウタです。
決して広いとは言えない空間に限界まで恐竜を詰め込んだ結果、このような空間が出来上がったといった感じですが。そのためどうやっても単一の被写体を撮るのは物理的に不可能なんですね。
何が言いたいかと言うと、標本同士が重なってしまって画がうるさくなっているのは僕のせいじゃないってことです。
ご理解いただいたところで展示物の続きを見ていきましょう。
オルニトミムス Ornithomimus
マーストリヒチアン期の動物なので順番的に先(遅くても前回あたり)に紹介すべきだったのでしょうが抜けてしまいました。
最後のダチョウ型恐竜として有名ですね。TMPの時も紹介しましたしね。
アニマンタルクス・ラマルジョネシAnimantarx ramaljonesi
「生きた要塞」を意味する属名やこの復元骨格はかっこいいですが、解明度はそう高くないようです。
白亜紀前期のヨロイ竜・ノドサウルス類。
ここからジュラ紀。
アロサウルス・フラギリス
Allosaurus fragilis
1枚目見切れててすみません(2枚目もだけど)。
あとこれ右肩甲骨の穴は何なんですか?
ステゴサウルス Stegosaurus
喉の装甲って性差あるんだっけか?
タペジャラ・ウェルンホフェリ
Tapejara wellnhoferi (上)
アパトサウルス・アジャクス Apatosaurus ajax (下)
一緒に写しちゃいますが、タペジャラは白亜紀の南米の翼竜。アパトサウルスはジュラ紀の北米の竜脚類。アパトはかはくの標本のレプリカです。
ランフォリンクス Rhamphorhynchus
アンハングエラ Anhanguera
余談ですが、口先の方が中程より高くなってるのが美しいと思うんですけど、それが嫌な人もいるらしいです。
アパトサウルス長いですね。てかアロサウルス、位置的に(ティラノとスコの間)観察しづらいですね。
三畳紀の動物。
プラテオサウルス Plateosaurus (たぶん)
右下はコエロフィシス・バウリ Coelophysis bauli
エオラプトル Eoraptor もいたと思うんですけど、写真がないので割愛ということで🙇♂️
恐竜大行進はこれで終わりです。翼竜含めて21体だと思うんですけど違ったらすいません。
狭いだの密度がどうの言ってきましたが、僕はこの博物館が日本で一番好きです。主要なタクサは完璧に網羅してますし、大型獣脚類は僕が特に好きな4トップがノミネートされてますし、ヨシズトライクですし。むしろこの密度が魅力ですらありますよほんとに。
池上先生か誰か定かじゃないですけど、この標本を選んだ人はできればもっと置きたかったらしいですよ(ソースは展示解説員のおばちゃん)(そうだやれやれ!)(スペース的に無理)。
こちらは恐竜大行進をモチーフにしたイラストをあしらったTシャツでして、記念に買いました(着てると大体笑われる)。
コリトサウルスみたいなやつは行進には参加してないと思うんですけどね。
まとめたような感じですが明日も続きます!