正装した人は信用しません。ケラトプスユウタです。
昨日に引き続き今日も州立恐竜公園のアトラクションを紹介します。
ビジターセンターがロイヤル・ティレル古生物学博物館の支店的な存在で、化石などを展示しているのです。
エントランスにアルバートサウルス亜科 Albertosaurinae が吊るされています。鳥、翼竜、水棲生物などではよく見ますが地上性の恐竜では珍しいですよね。
レッドディア川で露頭を探すのに使われたスタンバーグ一家の探検いかだの内部の再現。壁も屋根もないいかだを想像してましたが、まさか小屋のようになっているとは。生活できます。
チャールズ・ヘイゼリアス親父と息子チャールズ・モートラムの会話の再現みたいな音声も流れています。
デスポーズのアルバートサウルス亜科
情報がないですが、ロイヤル・ティレル古生物学博物館にあったあの標本とは別物ですね。
図鑑などで見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ドロマエオサウルス Dromaeosaurus albertensis に襲われるランベオサウルス Lambeosaurus lambei 。キャプションにはランべオの骨にドロマエオの噛み跡があることから、実際にこのような狩りが行われていた可能性が高いと書いてありましたが、体格差からするとかなり怪しいと僕は思います。
スティラコサウルス・アルベルテンシス
Styracosaurus albertensis
TMP 1987.052.0001
カスモサウルス・ベリ
Chasmosaurus belli
CMN 2280 かな??
そして忘れちゃいけない昨日の化石クイズ(上の骨はセントロサウルス Centrosaurus のどこの骨か)の答えですが、正解は「後頭顆 (occipital condyle)」でした!
頭骨と頸骨(首の骨)を繋ぐボールジョイントで、頭骨要素の一つです。
↓これは別のケラトプス類、トロサウルス・ラトゥス Torosaurus latus のですが、わかりやすいです。
最後に公園で発見された恐竜たちの集合絵でお目汚し。
(手前からカスモサウルス・ベリ、エウオプロケファルス・トゥトゥス Euoplocephalus tutus、ゴルゴサウルス・リブラトゥス G. libratus、ランベオサウルス・ランベイ、セントロサウルス・アペルトゥス C. apertus)