ケラトプスユウタの恐竜旅行ブログをご覧のみなさん、こんばんは。
僕たちが今生きている時代は、人類史上最も恐竜の種数が多く認知されている時代です(あたりまえ)。トロサウルスの未成体や白亜紀最初期のドロマエオサウルス類が発見されるのも恐らく僕たちの世代でしょう。ケラトプスユウタです。
今日もTMPの標本紹介です。
図鑑などによく載っている、セントロサウルス・アペルトゥス Centrosaurus apertus を踏むゴルゴサウルス・リブラトゥス Gorgosaurus libratus の図。
白亜紀後期カンパニアン期のワンシーンを切り抜いたような二大恐竜の邂逅を表現していて人気の展示です。
シチュエーションとしては洪水で大量死したセントロサウルスの群れの死骸にありついた、というもののようです。
このセントロサウルスは CMN 348
鼻角が前傾した(成体の)セントロサウルスのイメージを定義づけている偉大な標本です。
この2種は恐竜ファンの間では馴染み深く、目新しさがないような感じもしますが、どちらも僕の知る限り日本で常設している施設はないのではないかと思います。
2体目のこのセントロサウルスは鼻角が特に太く長く勇壮な AMNH FARB 5351 のキャストで、強膜輪(目ん玉の骨)も保存されています。
頭が見切れているのはドロマエオサウルス・アルベルテンシス Dromaeosaurus albertensis (たぶん)。
走りながらそれを眺めるのはストルティオミムス Struthiomimus
ダチョウ型恐竜(オルニトミムス類 Ornithomimidae)では最もよく知られた恐竜です。
見ていただきありがとうございます。続きはまた明日!