真鍋先生のディスカバリートークに行けないのが残念である男、ケラトプスユウタです。
前回までのあらすじ……ケラトプスユウタはロイヤル・ティレル古生物学博物館の展示物紹介を始めた。
ブラックビューティーの愛称で知られるティラノサウルス・レックス Tyrannosaurus rex のウォールマウント。
標本番号はRTMP 81.6.1。
とってもわかりやすいデスポーズでこの博物館の名物の一つ。だいぶ前に福井県立恐竜博物館の特別展でも展示されたので見たことはありました。
けれども大部分はアーティファクトかもしれないと言われています。後半身はほとんど発見されていないそうな。
黒いのはマンガンと置き換わっているから。
頭骨はバラバラの状態で発見されたと聞くが、これはそのアセンブリーなのかな。下顎の後ろ側の艶やかさが人工物感を醸し出していますね(参考文献)。
バックヤード感(実際は違う)を演出するためにディロフォサウルス Dilophosaurus シノサウルス Sinosaurusとアロサウルス Allosaurus の頭骨レプリカがテキトーな感じで置いてある。日本の小さな博物館だと主役級の扱いを受けそうな物もここではただのインテリアです。
ドロマエオサウルス・アルベルテンシス Dromaeosaurus alberitensis
ランベオサウルス・ランベイ Lambeosaurus lambei
補完という概念について説明した展示。
今日はここまでだ! さよなら!